2011年 01月 15日
クラウディウス
今回は「さえない皇帝クラウディウス」です。
ローマ皇帝を紹介するときに困るのは、
写真を「ウィキぺディア」とかに頼らないと写真ゼロって危険性が出てきて
ブログのタイトル上、少しバツが悪くなる訳です。
なので今回は適当な写真を貼っておきます
「カリグラ」が暗殺された後、クラウディウスは
自分も暗殺されるのではないかと思い、カーテンの裏に隠れていました。
すると、ある兵士に見つかり、クラウディウスは兵士の足元に
倒れてしまいました。すると兵士に「インペラトル」と呼ばれ、敬礼もされ
何か知らないけどクラウディウスは皇帝になっていました。
このクラウディウスは皇帝になってからも
自分が暗殺される事をおそれ
毒薬を処分したり、自分を暗殺しそうな人達を大量に処刑
したりと、かなりの臆病者な性格で、それで殺された人達は
いい迷惑だったでしょう。
クラウディウス帝と結婚する女性もそんなクラウディウスの人柄に惚れての
結婚ではなく、完全に彼の「皇帝」という地位を利用したいがために
彼と結婚しています。「メッサリナ」もかなりの悪党だったのですが
クラウディウスが58歳の時に結婚した
「アグリッピナ」は最悪で
自分の息子「ネロ」を皇帝にしたいが為に
色々とやらかします。
そして最後にこのクラウディウスを毒殺するわけです。
クラウディウスを毒殺するのは簡単で、
きのこが大好きなクラウディウスの夜ご飯に
毒をふりかけたきのこ料理をだして、それを食べたクラウディウスは
あっという間に、天に召されたのです。
どちらかと言えば「駄目人間」な部類に入る
クラウディウスでも13年も在位できた事を考えると
ローマの地盤はしっかりしていたのだなと思います。
よかったらワンクリックお願いします。
にほんブログ村
by romanphoto
| 2011-01-15 16:47
| ローマ皇帝